鶏を殺して卵を取る
前にTVで見た番組で紹介していた中国のことわざである「にわとりをころしてたまごをとる」と読む、意味はと言うと・・
「目先の利益のみを得ようとするあまり先々の利益を生む元を失う愚行の教え」
中国の古いことわざらしいのだが、これを見た時に思った、何やら今の日本のあり方を指摘されているように感じドキッとした覚えがある
今現在様々なところで課題になっている日本社会の問題・・税金、年金、保険、少子化、派遣、老後、介護、教育、環境、世襲などなど、考えてみれば、その元凶とは国を動かす偉い方々の納税者に対する考え方や企業の働く人達や消費者に対する考え方が、まさに「鶏を殺して卵を取る」に象徴されていると感じたためだ
コスト削減の名のもと働く人間から時間と収入を取っていけば、いずれは作った製品を買える人がいなくなるし、国民から税金を取っても福祉や教育などに使わなければ、いずれ国民の生活が破綻してゆく・・
競争も利益の追求もしかたないが、再分配の仕組みが無ければ上にお金が貯まるだけで下には決して使われる事はないわけで
国家も企業も働く人も人は鶏ではないが・・餌は与えないが卵だけは取ろうとする姿勢は短期的には一部の人が潤うが、長期的には共倒れである
そんな目で日々のニュースをぜひ見ていただくと見えてくるものがきっとある
