良書2冊



先週、読破した本がかなり良かったので、このコラムでおすすめします



1冊目

フィンランド豊かさのメソッド 

堀内都喜子 著



このコラムでも、また近年、何かと注目を集め、度々登場する北欧の国、その中のフィンランドに留学経験がある著者が異文化で感じた生の体験です



北欧の社会システムが最近、先進国から注目されていて個人的にも興味があったし、何か先進国の見えない出口の答えの糸口があるように感じてもいたので、ページをめくる度に新鮮な驚きと感動があった



日本も含めアメリカ型の企業中心の社会システムが常識と思っている方には特におすすめです、世界にはまったく違った考えでできた社会システムもあります、全てが良いとは言わないが、自国を違った視点から見ると見えるものがあるのも確かである



日本や他の先進国からも幾度となく視察に来ているとも書いてあり、そのまま導入とはいかずとも、この国は国際競争力と児童の学習到達度で4年連続1位の国である、学ぶ事は多いはずである



自由とか平等とか偉そうな方々が、口にはしているが本質を知っているのか?それとも知っていて民衆を欺いているのか、本当に疑いたくなる・・



2冊目

生物と無生物のあいだ 

福岡伸一 著



SF小説から始まった私の読書、なのでサイエンス物は若い時は特に好きで色々読んだが、最近は疎遠気味であったがメディアで賛否両論ある本書に興味がでて買ってみた



かなり前に読んだ利根川進[精神と物質]に近い内容かなと先入観をもって買ってきたが、本書のほうが文系の方でも面白く読めるしライトな印象がする



内容は分子生物学の研究者である著者が見た科学者やDNAにまつわる裏ネタ的な話を通して「生命とは何?」的な問いに回答を見出そうと、最新研究や分子生物学の視点から「生命とは動的平衡である」と定義するに至るロジックを展開する



個人的にはとても面白いかったし読みやすかった、もっと専門知識を期待する方には物足りないかもしれないが、私のレベルには丁度よく、理系学者とは思えない文章能力で科学小説を読んでいる錯覚に陥る程、そのレベルは高いと思った



次は 同著者の

動的平衡 生物はなぜそこに宿るのか 

を読んでみようと思う



hamasyo

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